記事一覧

杖の高さの合わせ方

ファイル 627-1.gifファイル 627-2.png

皆さまこんにちは。
四日市営業所の山本です。

今年の夏は暑さが厳しかったですが、皆さま体調を崩したりしませんでしたか?
私の利用者の中にも、エアコンが故障した為、熱中症で緊急搬送された方がいらっしゃいました。
まだまだ残暑が厳しいので今後も気をつけて下さいね。

さて、今回は杖の高さの合わせ方についてのお話をさせて頂きたいと思います。

皆さまは、杖の高さの合わせ方はご存知でしょうか?
足先より15cmほど外側に杖先を置いて、肘を30度ほど曲げた高さとすると良いとされています。
他に床面から大転子(足の付け根の部分)や手首の茎状突起(手首の骨の出っ張り部分)の高さに合わせる方法もありますが、これらは前記の肘を曲げた高さに自然になる様に簡単に合わせる為の方法と言えるでしょう。

ここまでは、杖の高さの合わせ方等で調べるとあちこちに書いてあります。
では、何故肘を30度ぐらいに曲げた状態に高さを合わせると良いか疑問に思った事は無いでしょうか?

え、ありませんか?
皆さまはそうかもしれませんが、私は常々不思議に思っておりました。
そして、ある日気づきました。
手のひらのこの部分が30度ぐらいだ!

要は、手のひらの形状の問題で肘を30度ぐらいに曲げた状態で杖を持たないと、手首を捻った状態で杖を持つので力が入らないのです。
(手首の部分の筋力はあまり強くありませんから)

つまり、世間一般に流布している杖の高さに合わせ方は、実は手首に負荷がかからない様に持つのに丁度良い高さの合わせ方なんです。

杖や歩行器、手すりの高さを合わせる際には、手首を捻っていないかを是非見てあげて下さいね。