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    はい、皆さまお元気でしょうか?

    私は、今年大悲惨に次ぐ大飛散の花粉たちと戯れ過ぎて瞼が腫れ、埴輪の顔状態です。

    寒暖差厳しい時節のweblogとなりますが、前回記載の流れを引き受けつつ、世界の福祉用具をお伝えしたいと思います。

    今回は、我々福祉用具専門相談員が日々、エッチラホッチラとパーツを運んで組み立てるベッドについて紹介しますね。

    このベッド、我が国ではベッド本体制御でボード側面が斜めに駆動するものや、感知センサーを組み込んで離床状態を確認出来たりするものなど出てきております。

    それは他国の追随を許さぬ独自の進化を遂げており、その姿勢は江戸時代から、いやもっと以前から流れる倭國の血と言うべきドメスティックな独創性に基づいたギルド芸の賜物と感じます。対して、欧米などはそのような独自視点は(内容にも因りますが)余り持ち合わせておらず、どちらかといえば見た目、ラグジュアリーさに特化しており、それは自動車や家具インテリア、ファッションにも反映されているなと感じます。いつもながら前置きが長くなりました。それでは今回ご紹介のベッドです。どちらかというと機能性重視ではなく、北欧によくあるシンプルで素材や色のデザインに重きが置かれています。当然介護に必要な背上げ調整、本体高さ調整、膝角度調整などは搭載されておりますが、マットも内蔵され、利用者がベッドに移動、移乗の際にサイドレールや介助バーを使わずに、側面一面が蝶番でバタンと倒れそこから進入する、というのが最大のトピックです。因みに国際規格のIEC、及び欧州のEC60601-2-52の製品安全要求事項、テスト項目はクリアーしています。またIP機能として、水の侵入に対する保護等級も6(あらゆる方向からの強い直流噴流からの保護)が取れているので防水性もノープロブレムですね。今回のベッドですが、デンマーク製でございます。

    日本の機能、安全志向は正しい方向ですが、一方で、基本機能を含んだ上で、リモコンひとつ、ベッドボードひとつをとっても卓越したデザインで我々の想像を超えて行くインダストリアルデザインに触れると、古き趣き、良き日本の数寄屋建築、侘び寂び、ハレケに相通ずるアーキテクトな思想を想起させてくれます。

    それではまた次回まで、assistive products 拝

    松阪営業所 横山