当施設はライフテクノサービスのグループ会社でもあります。その強みを生かし福祉用具の専門職からいろいろ意見、アドバイスを頂くことも多いです。今日は専門職に相談して良かった事例をご紹介したいと思います。
本人様に適した車椅子の選定
小柄な方で円背の入居者様、「自分で足でこいで移動したいけど足が届かないんや。足がつかないから怖いんや」そんな相談を以前から聞いていました。本人様に適した車椅子を専門職に相談したところ、小柄な方でも足が届く床から座面までの長さが39cmの車椅子をお試しで使用していただきました。

以前までの不安が大幅に改善、「これやったらええわ」「自由になれた気分や」と早速ユニット内を移動してくださっていました。 家族様の協力もあって購入していただける運びとなり、本人様からも「これから自分の足やと思って大切に使いたい」と感無量のご様子でした。
ポジショニングについて
座位保持が難しく体が左右に揺れて安定しない方や、首が後ろに反りかえってしまう方、前のめりに倒れてきてしまう方、介護させていただいているといろんな問題に直面します。
私たちの思いはただ一つ。
皆さんに無理のない姿勢で苦痛を感じることなく安楽に過ごして頂きたい。
家族様に持参頂いたクッションを試したりあの手この手いろいろと試しましたがなかなか座位保持を保つことが出来ず、どこかしら体に負担がかかってご様子でした。そんな折に自社で作っている「ヒトラボ」の商品、マーブルクッションを専門職より提案してもらいました。



ポジショニングを行う際は柔らすぎるクッションは体圧分散性に優れていても体を安定させることが難しく固定制が低い為に姿勢を整えた後でも体動によりすぐに姿勢が崩れてしまうという欠点がありました。マーブルクッションは決して硬すぎるというものでもなく体を適度に支え安定させてくれるクッションだと感じています。
全部で10種類もタイプがあります。形が違うため使う目的もしっかり理解する必要があります。
体の状態をしっかりと観察し、本人様に適した選定を行っていきたいと思っています。
施設職員で工夫した福祉用具
以前に尖足状態(ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の筋肉に痙縮や拘縮が生じた結果つま先立ちのような足の形になってしまった変形で、立ったり座ったりするときに踵が床に着かない状態)を予防できる方法はないか相談しました。尖足予防には足板等を用いて足首を直角に保つこと、布団の重さが足に伝わらないように足を保護すること、可能な限りでマッサージや足関節の自多動運動を行う事が大切であると専門職や医師からも助言受けました。
なかなか本人様の適したものが見つからず、ネット注文にて購入したブーツタイプのサポーターに職員が工夫の凝らし足先まで直角をキープできるよう100円ショップで購入したケースを有効活用!立派な尖足用具が完成しました。アイデア次第で私たちにもできることがある❣そう感じた瞬間でした。

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