2023年1月より、グループ内の各拠点で頑張る社員の対談企画「chao!」をスタートします。
今回は、憩いの家ファボールで看護師として働く南江(なんこう)さんと介護職員として働くホンさんの対談です。

ホン(以下、ホ) 南江さんは耳も目も使って、自分でちゃんと観察することを教えてくれました。
南江(以下、な) そうやな。背中にも耳や目があるかのように状況を感じることを教えました。だからか、ホンさんには常に周りを見る観察力が人一倍あります。例えば、入浴介助の時に「この利用者さんに傷がある」って、小さい傷でも見逃さずに相談してくれたこともありました。
ホ あと、私にはどうしてかわからないけど、利用者さんがすごく怒ってることがある。私は対応ができないから助けてもらってる。
な 認知症の影響で利用者さんの気分にムラがあるときの対応が、ホンさんはまだできないんですよね。そういう時は、利用者さんの気持ちを最優先にして、「今、自分が対応すると機嫌を損ねるかな」と思ったら別の職員に代わればいい。1人でやっている訳じゃないからね。気分が優れない利用者さんの対応は難しいので、少しずつやっていけたらいいと思います。
な ホンさんは器用ところもあるんですよ。私が「季節に合わせて、レクリエーションでこういうことがしたい」ってちょっと提案するんですけど、自分なりに調べてきて「こういうのどうですか」って具体的に出してくれるんですよ。例えば今は桜の季節じゃないですか。ここに貼ってある桜の木の壁画みたいに、利用者さんが指先を動かして季節を感じられるような提案をしてくれます。
ホ 日本の文化はインターネットで調べます。利用者さん作ってくれると嬉しいので、頑張って調べています。
な ファボールの利用者さんは少人数なので、どんな作業ができるのか1人1人の特徴はもう頭に入ってるんですよね。工作が好きな人もいらっしゃるので「ちょっとやってみますか?」って感じでお声がけしています。
―南江さんから教えてもらって、やってよかったことはありますか?
ホ 例えば、利用者さんの食事介助にしても、ただ黙々食べさせるんじゃなく、「ご飯のおかずは○○だよー」とか言って、食べたらおいしい。耳は聞こえてるから。だから、食事だけじゃなくて、ちょっとした細かいことでも言ってます。
な 介助に関して、私は昔の人間だから技術的に新しいことは教えられないかもしれない。でも、声をかけるとか基本的なことは伝えたいと思います。食事介助なら、一緒に座って、ホンさんの言う通り目線を合わせてひとくちひとくち声をかけてね。
ホ おかずは日本の名前やから、初めのころは何を食べさせるかちゃんと知ってから介助した。表情を見て、ちゃんと言葉に出して、水分でも「お茶飲みやすいですか?」とか言います。小さいことでも全部利用者さんに教える。
な そうそう。例えば、入浴介助でただ黙って服を脱がされたりしたら嫌じゃないですか。(要介護度が)重度の方でもやっぱりきちんと聞こえてますから。ホンさんは教えた通り、細かいことでも、本当に一つ一つ声かけをしてくれてます。
―この施設では初めての外国籍職員ということですが、受け入れ時の工夫があれば教えてください。
ホ 本を買ってくれましたね!
な そうそう、コミュニケーション取るのにどうしたらいいかなと思って、普通のベトナムの観光誌ですけど利用者さんも職員もみんなで読めるように買いました。自分が住んでる日本やったら分かりますけど、外国だと説明が難しいですから。写真や地図があればなんとなくでも「ホンさんが来たのはこの国なんだよ」ってコミュニケーションが取れますよね。実際に皆さんに使っていただいていたので、よかったです。

↑ホンさんの後に来た外国籍職員のためフィリピンの観光誌も購入。
な いつか、ホンさんにベトナムのご当地おやつとか作ってもらいたいけど、まだできてないなぁ。逆に、レクで作った日本の食べ物をお家でも作ってくれてるよね。施設で梅ジュースを作ったら自分で材料を買って作ってたし、年に1回の味噌作りも興味津々で。いろいろやったけど、ホンさんは何がおいしかった?
ホ 茶碗蒸しもおいしかったけど、1番はお好み焼きとかたこ焼き。寮のみんなでも作った。
な 利用者さんにお出ししたお好み焼きは、お惣菜を温めたものなんだけど、作り方を教えてあげたら、ハマったんやんな。
ホ はい! 調味料もくれました。「これ使うといいよ」って。
な そうそう。やり方は教えたから、あとは自分好みの味でやってねって。
ホ ベトナムに帰るときは、たこ焼きを作るものを買って持って行く。家族に食べさせたいけど、ベトナムには焼くものないから。
な へー、家族思い。みんなでできたら楽しいもんね。
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