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    一日のほとんどをベットで過ごされる方、車椅子で過ごす時間が多い方、体のご様子に応じて様々ですが、共通して言えることはどんな時間であっても楽な姿勢で居心地よく過ごして頂きたい・・

    以前にもお伝えしましたが、それが私たち介護職員の願いです。

    7月~自社「ヒトラボ」という社名で福祉用具の開発・販売を手掛けている専門職の力を借りてマーブルクッションの使用を試してきました。

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    大きさ、形は様々の為使用にあたっては、「何に困っているか」、「本人様の意向はどうか」、「表情やしぐさはどうか」いろんな角度から観察し記録をつけ、情報が集まってきたところでスタートです。

    まずは持参されたクッション、ナーセントパット(山型クッション)で試しました。

    それでも改善が出来ない・・どういった所に違和感があるのか・・職員の声を集めました。

    ①姿勢をうまく保つことが出来ない②体の軸がずれてしまっていてしんどそう③表情がかたくリラックスできている様子に感じられない④クッションをただ当てているだけという感じがして褥瘡予防として効果が発揮できているように感じられない⑤加減が悪い為自分でクッションをとってしまう方もいる

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    職員から集まった声こそが変化をもたらす大きなきっかけとなりました。

    ヒトラボ職員から的確な助言と指導を受け、再出発。

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    家族様にも意向の確認をさせていただきました。決して安い買い物ではありません。家族様に金銭的なご負担をかけてしまうという思い、だからこそ具体的にわかりやすく説明させていただきたいと考えました。

    マーブルクッション使用前後で何がどのように変わったかをまとめ、面会で家族様が来所の折に実際の様子や写真をご覧になって頂きました。

    「別人や」「すごく楽そうに見える」「表情がやわらかい」「こんないい物あったなんて・・もっと早くにこのクッションに出会わせてあげたかった」説明も・・と考えていたのに、言葉なんていらない。すべては入居者様の表情に答えが出ていました。

    そうして・・8月。購入希望者の方の元にに真新しいクッションが届きました。

    本当に言葉なんていりません。皆さんの表情をご覧ください。

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    同じ形のクッションでも当て方は多種多様。体の傾き加減や、食事が食べやすいように・・と生活の時間帯によっても変化をつける。またクッションの厚みにも変化をつけ首が安定できるよう頭部に厚みを持ってきたり、両脇が安定するよう端に寄せたりと、、自由自在です。

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    何が正しくて正解は何なのか・・試行錯誤を繰り返している時は分からず、パンフレットの通りにしないと、間違えたやり方をしてるかもしれない、そんな風にも思っていました。

    でもようやくわかったんです。何度もしつこいようですが・・もう一度言わせてください!!

    入居者様の表情にその答えがある❣ということを・・💛💛💛

     

    このクッションを使ってみてもうまく活用できなかったケースもありました。

    発汗が強く蒸れやすい方。そういった方にはどうするべきか・・その答えはこの紙に書いてありました。

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    大事なポイントを押さえ正しく理解すれば持参の安楽な姿勢を保つこともできるんです。

    最後になりましたが・・

    マーブルクッションをうまく活用できるようになったのはチーム連携があってこそたどり着けたものです。

    毎日過ごす一日が晴れやかに過ごせるよう今後も職員一丸となり同じ気持ちでケアにあたっていきたいと思います。

     

     



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