モニタリング等で利用者様宅を訪問しお話を伺うと、一生懸命介護をしているおb嫁様が認知症気味の利用者様から、財布を盗った等の酷い言葉を投げかけられたと嘆かれているケースを時々耳にする事があります。
普段から虐待気味の家族なら兎も角、何故一番感謝されるべきお嫁様にそんな言葉が飛んでしまうのでしょうか?
実は人間には返報性の原理という物がありまして、簡単に言うと人に何かをして貰うと、何かお返しをしないと申し訳ないという気持ちが働くと言う物です。
これを利用した物が試食(試食させて貰ったから買わないと申し訳ない)、プレゼント(素敵なプレゼントを貰ったからデート位しても良いかな)等なのです。
ただ、お返しをできる場合は良いのですが、お返し出来ないとその人にとっては心の負担がドンドン増えてしまうのです。例えば、付き合う気の全くない人から次々プレゼントが届いたら恐怖を感じるのではないでしょうか?
話を戻すと、高齢者は身体機能が低下しているので、お礼に何かをしてあげると言う事が難しくなるので、申し訳ないと言う気持ちで一杯になり心の負担がドンドン増えていきます。
すると、認知機能も低下しているので、心の負担を軽くする為の理屈が「あの人は悪い人だから、その分よくしてくれて当然」、「取り入ろうとして良くしてくれるだけで、財産を狙ってる」等の第三者から見ると一見おかしな理屈になるのです。
従って、1番良くしてくれる人が何故か攻撃対象になると言う事が起こってしまうのです。
これを解消するには、心の負担を軽くしてあげる事が必要です。
例えば、タオルを畳む等の簡単に出来るお仕事をお願いして感謝を伝える等をすると、お返しが出来ているので心の負担が溜まりににくくなるのです。
お困りの方は一度お試しを。

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