皆さん、拘縮という言葉がご存知でしょうか?
長時間身体を動かしていない状態が続くことで関節が硬くなって、動きが悪くなってしまう状態です。
ベッドで寝たきりの方などで、膝がへの字に曲がった状態で伸びなくなっている様な方を見かけた事は無いでしょうか?
拘縮している状態では、マットレスへの接触面積が狭くなるので床ずれになりやすくなったり、関節の稼働範囲が狭くなる事で自分で出来ることが減ったり介助負担が増加する等様々な悪影響の発生要因になります。
拘縮を予防するにはどうしたら良いか?
そう!ポジショニングですね。
先日、大阪のバリアフリー展で開催されたワークショップ「こうしゅくを作らせないオーストラリアでのケア方法」も、それを期待して聴講致しました。
その内容を今日はかいつまんでご紹介させて頂きますね。
拘縮があるのは日本だけって知ってましたか?
多少表現はオーバーな様ですがオーストラリアや欧米等では拘縮になる方はとても少ないそうです。
それは何故か?
①人力での持ち上げる介護は禁止されており、スライディングシートなどの用具やリフト等を使用する。
日本では人力での介護を暖かみがある介護とする風潮がありますが、
労働者である介護者の身体を守る為、持ち上げ介護が禁止されています。
利用者にとっても、人力で持ち上げる介護をされると身構えてしまうので、筋肉が緊張し、1日に何度も繰り返す事で拘縮の要因にもなっています。
②移乗や移動をする時に必ず声掛けをする。
何の為にするのか?何処に移動するのか?どういった動作をこれからするのか?きちんと説明してから介助をするそうです。
これから何をするか分からないと、何をされるんだろうと身構えてしまうので、筋肉が緊張し、1日に何度も〈以下、略〉
③引く介護では無く、押す介護をする。
椅子から立たせる時等に、手などを持って前から引っ張り上げる介護をしているのを見た事はありませんか?
自分が引っ張られた時を想像して下さい。力を抜いていると関節が外れそうで怖いですよね。自分の引く力も利用したいですよね。力を込めますよね?そうすると筋肉が緊張し、1日に何度も〈以下、略〉
オーストラリアでは椅子から立つ時は肘掛を使ってプッシュアップし、足の力と腕の力を使って自分で立つところを腰やお尻を押して補助するそうです。
という事で、ポジショニングの話はほぼありませんでした! でも目から鱗が落ちませんでしたか?
もっと詳しく知りたい方は「拘縮ゼロ推進協議会」さんを検索して見てください。
今日のお話しはここまで、四日市営業所 山本でした。
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