皆様、こんにちは。
有難いことで皆様から大変な反響をいただくことなく粛々と続けているこのworld assistive productsシリーズですが、今回は、福祉用具製品のパーツや性能についてお話致します。製品ですが、車いすのキャスターにフォーカスします。
このキャスターですが、車輪と共に地面に常に接地しており、路面の凸凹、ブレーキによる摩耗、押し引きの力加減等々の影響をもろに受けます。よって耐久性に始まり、安定性、弾力性、操作性、といった安全性能が求められます。
このため、世界の各メーカーさんは、市場に送り出す前には必ず自社規格や、業界規格、国内規格、国際規格への基準に対する適合具合を試験します。その例が一連の写真です。試験場所は米国ピッツバーグ大学で行われたものです。車いすの部品の中でもキャスターが最も不具合が起こるポイントとして挙げられております。不具合のない信頼に足るキャスター開発の為に、速度、回転、衝撃、腐食、といった様々な試験が実施されます。テストメソッドとしてはANSI(American national standards institute) ICWM(institute of caster and wheel manufacturers) とISOからの抜粋ベースです。
上記テスト用として写真ではスコットランド、ケニア、インドネシア、メキシコ製造の車いすキャスターが選ばれております。
このように難事ながら実に精緻な過程があって、更に工程を積み重ね、最後に我々の選定で利用者様の元へ完成品としての車いすが届けられるのですね。
覚えておくべき、takeawaysとして、試験開発プロトコルに記載のenvironmental conditions affect wheelchair quality と need for evidence based test method development.
この二つの内容より、世界でもまだまだ車いすへの品質については、確固たる証明事項が必要だと訴えております。我々も日頃の車いすの扱いにおいて、不具合を見つける場合がありますが、突き詰めていくとゴールはこのレベルなのです。不具合時の不具合箇所における基幹の動作確認と現象そのものの一次情報の精度向上が求められます。
お洒落は足元から、、、と言いますが、安全はキャスターから、、、といったところでしょうか。
たかがキャスター、されどキャスター、ミヤネ(や)キャスター、、、
オチにも届いておりませぬわ。
assistive products 拝
松阪営業所 横山








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