鴻之台ケアホーム機能訓練指導員の原田先生から日記リレーのご指名をいただきました、名張ケアホーム機能訓練指導員の松崎です。
私は普段から「初心忘るべからず」の言葉を思い返してはぶつぶつと独り言のようにつぶやいています。
この言葉は、およそ600年前に「能」を大成した「世阿弥(ぜあみ)」が能楽に関するさまざまな文章を書かれた中で、50歳半ばに書いた「花鏡(かきょう)」という伝記に「初心忘るべからず」という言葉を書き残されています。
一般的に「はじめの志を忘れてはならない」という意味でよく使われているのですが、世阿弥が言っているのとは少し解釈が違っています。実はもう少し複雑で繊細な意味を持っています。
世阿弥が言う「初心」は「最初の志」に限られていません。「人生の中にいくつもの初心がある」と世阿弥が言っています。
「若い時の初心、人生の時々の初心、そして老後の初心」それぞれを忘れてはいけないという意味です。
私はこれまでに、いろいろな事で迷ったり悩んだりしてきました。それらを乗り越えられたのは、周りの方々の助言だったり力を貸していただけたおかげで乗り越えられたのだと思っています。
しかし、その時に私は「初心を忘れていないか?」を常に考えていました。
迷ったり悩んだりしたとき、自分はどうしたいのか?、なぜそうしようと思ったのか?を考えた時に私は「初心忘るべからず」の言葉を思い返すと不思議と心が落ち着き判断ができるようになります。
「初心忘るべからず」の言葉は、私の人生の岐路にたったときの羅針盤になっています。
とても大切な言葉です。これからも大事にしていきたいと思っています。
ちなみに、世阿弥は本名を世阿弥元清といい名張市小波田で生まれています。
1363年に生誕し、1433年9月1日に死没していて、81歳でした。(死因は不明)
父親は、猿楽師の観阿弥です。
また、将軍義満に気に入られるほどのイケメンだったらしい・・・
次のライフ・テクノ日記リレーの投稿者は、四日市ケアホームの機能訓練指導員の岩谷先生です。
岩谷先生、宜しくお願い致します。
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